弘泉堂ブログ
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2016年03月02日 [からだのこと]

冷凍食品?

お疲れ様です。院長です。


3月2日水曜日です。

まだ、春にはならない感じですねぇ〜…

暖かい季節を待ちわびてる時に、ちょっと冷た寒いネタを…


冷凍の話なんですよね。

冷凍保存。


どんなご家庭でも、冷凍庫の中には、なにかしらの凍った食材が入ってますよね。

それが冷凍食品なのか、昨日の残りのご飯なのかは別として、冷凍することにより、飛躍的に消費期限が延びますよね。

今日はそんな食材を長持ちさせる方法ではなく、「冷凍保存」のお話し。



冷凍保存とは、細胞・組織やその他の物質を0℃以下に冷却することにより、化学反応や時間経過による損傷から保護する技術。

つまり、劣化も変化もさせずに、そのままの状態で保存するって技術です。


ただ、腐らないように冷凍庫にいれとく残り物とはちょっと違うわけです。

てなると、考えられるのは「人体の冷凍保存」ですよね。


嘘かほんとか、アメリカでは現在不治の病とされる病気に罹り、死をまつだけの患者が、冷凍保存され、その病気が治せる未来に解凍してもらうって約束で保存されてるとか…

まぁ、例えばエイズ。

今の医学では、発症を遅らす事は出来ても、完治させることは出来ません。


なので、冷凍されちゃお♡って事なんですね。

で、エイズが治せる時代がきたら、起こしてね。ば〜い。

って、すごい発想ですよねぇ…

この行為が犯罪に当たるかどうかとか、倫理上の問題とかは置いておいて、とにかくこんな「冷凍死体」があるようなんです。


ただ、エイズが治せる時代が来ても、おそらく解凍の段階でミスると思うんですよね。

ですから、冷凍→解凍 の両方の技術が揃わないと、目覚めさせるわけにはいきませんよねぇ…


ただ、人間の冷凍状態においては、未だ科学では解明できない不思議なエピソードが結構ありまして、1980年12月ミネソタ州で当時19歳だった女性が交通事故に遭い、氷点下30度の極寒の中を彷徨っているうちにそこで力尽きてしまいました。

発見された直後の彼女は、目を見開いた状態で青ざめており、ピクリとも動きません。その姿からは、凍死していることは疑いようもない状態だったといいますが、なんと、彼女は移送先の病院で息を吹き返しました。

蘇生した彼女は、約50日間入院した末に回復。凍傷による後遺症もなく、日常生活に戻ることができているそう。

どうして彼女は生き返ることができたのか?その謎は、現在も解明されていないそうです。


この記事の女性が、仮に凍死していたのではなく、いわゆる仮死状態だったとしても、解凍されて復活したわけですから、かなりの奇跡といえますよね。


やはり問題は解凍技術なんですよね。

冷凍は、液体窒素なんかだと、一瞬で凍っちゃいますし、氷点下で遭難するより、組織の損傷は少ないはずですから…


この時のこの女性がどのように解凍されたのかは、記載されてませんでしたが、やり方によってはいけるってことですもんね。


てことで、蘇生目的の冷凍保存に、話のマトを絞りましょう。



アリゾナ州・フェニックスに、冷凍保存会社・アルコー延命財団てのがあるそうです。

ここは何するトコかと言うと、会員メンバーの冷凍保存を実際におこなっているんですって。


その手順が以下のようなものだそうで…


会員が重体になったら、家族から連絡が入り、アルコー専用の救急車が病院へ急行、そのときを待つ。で、その会員が完全に息を引き取り、医師が死亡を確認すると、まず遺体を氷付けにし、腐敗しないようにしてから病院を出発。遺体をアルコー財団へ移動させ、スタッフによる作業が始まるそうな…

これ、日本じゃ死体遺棄とか、死体損壊とかそういう罪になるんじゃないのかねぇ?

まぁ、賛否はあるでしょうが、ここの財団には現在400名会員がいらっしゃるそうです。

で、冷凍保存する費用が、約1200万円だそうで、そこから年間維持費も数百万かかるそう…

まぁ、金額は価値観ですから良いとして、この行為人道的にどうなんですかねぇ…(^^;




でも実は冷凍保存からの蘇生技術は少しずつ進歩をみせているらしいのです。


カリフォルニア州・バークレーに、一度死んだ生命体を生き返らせる研究をおこなっているバイオタイム社ってのがあるらしいです。

ここでは、マウスや、人に近いと言われているマントヒヒなどを使用して、冷凍保存からの蘇生技術の実験をおこなってるそうです。


犬17匹(死後、最長7時間)、マントヒヒ6匹(死後、最長4時間)の蘇生実験を成功させているとのこと。



てか、犬やヒヒは殺したんちゃうやろなぁ〜


て話はおいて、果たしてこの蘇生技術は人にも適応できるものなのでしょうか…



今のところ、動物を冷凍しておける時間は3,4時間が限界です。

しかし、もしこれが一ヶ月以上冷凍していても蘇生できるようになれば、人に対しても応用できる可能性は否定できないでしょう


まぁ、人類の英知をもってすれば、確実に可能でしょう。


しかしねぇ…


死と蘇り


このテーマは、やはり人類にとって踏み込んではならない、一番さわってはいけない地雷のような気がするんですけどね…



みなさんは、どうですか?

冷凍保存、うけてみたいですか?



私は…


どうかな。ちょっと興味なくはないかも…






ではまた〜



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京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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